嘘のような本当の話です。
知り合いと久しぶりに会ったときのこと。。。
私が子供と平日の朝から、とある大きな病院へ行ってたのを見られていました。
理由を聞かれ淡々と答えていましたが、私も同じく質問したら・・・・
なんと、ご主人様が歩けなくなったと!
かなり年上のご主人様ですが、世の中から見ると働き世代。
まだまだバリバリ働く年齢です。
大のお酒好きで、家族で晩ご飯を食べる時も、お酒を飲んで一緒に食べない生活をしていたようです。
それでもいい大人、いちいち食生活について話したりしません。
職場のお昼休みだって好きなものを食べているに違いありません。(本当は食べていなかった)
子供でもあるまいし、どんな生活をしているかなんて家族であるからこそ聞かないのかもしれません。
結婚してもう20年、そういう生活だったようです。
そしてつい先日、とうとうおかしくなったようです。
最寄り駅まで歩いて20分くらいでしょうか、その道のりを自転車で行くようになり、さらにはバイクを買いたいと言うようになり・・・・
とうとうタクシーで駅まで行く生活になったそうです。
なんてぜいたくな!!
と思っていたそうですが、その「理由」を聞くと・・・・
歩けなくなったから
というのです。
それはさすがにおかしい!という事になり、家から200mくらいの小さな病院へ行こうとするも、行きも帰りもタクシーを使ったそうで・・・
特に病気でもなく、最初は渋ったものの歩けない自分にも嫌気がさして診察を受けたところ、
病名は「栄養失調」
すぐに大きな病院へ転院になり診てもらったところで私たち親子を発見した、ということだったようです。
血液検査などで調べたら、よく飢餓に苦しむ子供が膨らんだおなかを出していますが、まさにああいう状態だったようで。
アルコールだけで生活をしていたために栄養失調で筋肉が落ちてしまい、立てなくなってしまったそうです。
そんなことってあるんですね。
本人も堪忍したようで、すぐアルコール生活をやめたそうですが、今度は眠れなくなり睡眠薬を処方。
気持ちの浮き沈みもあるそうです。
でもそれは当たり前。
何十年も同じ生活を急に変えようとなんてできません。
突然、言葉も通じない海外のド田舎に放り出されたのと同じ感覚です。
身体は同じでも、入るものが違うのでびっくりしているのでしょう・・・・
大変な生活をしているようでした。
一緒にいる知り合いも同じく気持ちの浮き沈みが出てきていました。
このままでは共倒れになってしまうし、子供もいる家庭なので何とか気分転換をしたりして、
いい方向へ向かうといいですが、やっぱりこんな現代社会でも自分の意志次第で栄養失調になることは現実に起こってしまうのだなと思いました。
モノにあふれているこの世の中ですが、何の着色もしていません。
いつかアロマタッチでもしてあげれるといいなと思いながら、これからも必ずココロが折れる前に連絡するように伝えて帰ってきました。
この家庭には、アロマもミネラルも必要だなと思うと同時に、こういう家庭がまだまだ実はあるのではないかなと思ってしまう今日この頃です。
情報過多になりがちですが、意外と知られていないこともあります。
どうか各家庭にエッセンシャルオイルが届きますように
と祈るばかりです。
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