まだ20代だった頃
友人のつながりで知り合った男性がいました
私と同じ業界の人で、とても話の合う優しい人でした
札幌と東京という離れた場所に住んでいたので
メールで連絡も良かったのですが
なぜか文通をしていました(^^)
文通なんてもう死語(^^)
私が目の手術をするというと神社でお守りを買って送ってくれたり
こういう人と付き合うと幸せなんだろうなと思っていたんです
夏休みが近づき、彼が北海道に帰省することになったので
2人で会うことになりました
ここからどう発展していくのか私もドキドキです
私の車で遠出することになりまして
その時、思いもよらぬことが発生！
なんだと思います？
今まで半年くらい文通をして
お互いいい感じになってきてるんですよ
なのに、なのに…
会ってすぐに何を、思ったか…
それは
体臭でした
ワキガとかでもなく
体臭がキツいわけでもない
私の拙い言葉で端的にいうと
砂場のにおいだったんです
人生でこの類の体臭は
嗅いだことがありません
でも何かの間違いだと自分に言い聞かせている自分もいました
体臭をかき消すくらいの優しさがあれば
なんとかなる！
と。
会わなきゃいい
ずっと文通でいい
そのうち慣れるはず
こんな優しい人をお断りしたらバチが当たる
色々なことを考えました
まさかこんな悩みが出るなんて
自分でもショックでしたが
結果的にさようならをすることにしました
どんなにいい人でも
どんなにお金持ちでも
どんなに好きな方が同じでと
どんなに居心地が良くても
生理的に受け付けないにおいで
人生が変わることってあるんですよ
だから、香りってとても大切
言動も言霊となって消えることはないですが
香りもまた同じ
自ら香ることも個性のひとつ
だからこそ、香りを大切にしてほしいのです
プンプン香らせていればいいというのでもなく
汗臭さも
自分で発する香りも
エッセンシャルオイルである程度はコントロールできます
香りが人生を変える
それはいい方向に変えたいもの
私も香りで色々な人とのご縁を感じたいです
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