最近読んでいる本
「アメリカ小麦戦略」と日本人の食生活(新版) 著者 鈴木猛夫
衝撃的な内容が多いため、オススメです。
ですが、けっして陰謀論のような内容ではありません。事実を書かれているだけです。
一番驚いたこと、それは
日本人は米が主食ですが、白米を多く食べると死が近くなる。
とうい事実。
そんなこと聞いたことありませんよね?
でも、江戸時代から昭和初期までず~~~~と続いた事実です。
どうして「死」が近づくのか?
白米の食べる量が多いと、ある病気になりがちです。
その病名
「かっけ(脚気)」
むか~しに聞いたことあるかも?くらいの病気
ビタミンB1 が乏しくなり発症します。
いろいろな体の不調をきたし、最悪死んでしまいます。
江戸の徳川家も数名が無くなりました、大奥の女性も多数無くなりました。
時は流れ、日清・日露戦争
陸軍の戦死者数 およそ9万人
陸軍のかっけによる死亡者数 およそ3万人
・・・死にすぎでしょ、かっけ
「陸軍」と書いたのは、このあたりの時代から陸軍・海軍の確執がありました。
・・・書きすぎるとネタばれしますね
とりあえずは、精米を70%ほど進めた「七分づき米」を食べてみることにします!
精米途中の米にはビタミンB1が含まれているため、「かっけ」にはなりません。
先の大東亜戦争(第二次世界大戦・太平洋戦争)前後で、日本人が食べる米の状態が変わったことも事実。
戦前は、七分づき米
戦後は、白米
かっけの予備軍が多そうです。
「かっけ」は昔の病気だから、現代の医者でも「かっけ」に気づく方は少ないようです。
ビタミンB1は豚肉などに含まれてます。お肉も食べましょう!
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