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まつもとひろあき
hiro@msflore.com 神奈川県横浜市在住
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あなたの会社もいきなり倒産します【76】

doTERRAでお仕事
この記事は約6分で読めます。

 

私 個人の経験談です。

忘れもしない、忘れることはできません。

 

201x年 10月 某日

私のいた会社は、いきなり倒産しました。

 

 

仕事はありました、お客様(法人)もたくさんいました、もちろん収益もありました。

 

でも

 

いきなり倒産しました。

 

 

10月某日AM 社内メール受信 CEOより

「皆様、お疲れ様です。急なことで大変申し訳ありませんが、本日重要な発表があるので、16:00に大会議室へお集まりください。」

 

「ん? なんじゃこれ?」

「なんのこっちゃ?」

 

周囲に聞いても知る人はいません、ウワサの一つも聞こえていません。

 

このとき私は営業職です。

会社の売上数値は知っています。

業績悪化が継続している部門もあったので、ここをどうにかするって内容なら、あり得るな~とは思ってました。

 

 

16:00手前

ぞろぞろと会議室へ集合、100人以上いたと思います。ギューギューです。

 

「あれ? 書類が山積みされてる。なにこれ?」

「ん? 見たことない人が数人」 

「んん!! 全員 胸元のバッジに菊の花!!!」

「なんで弁護士がいるんだ?」

 

「なにが始まるの???」

 

 

CEO

「え~、皆様 お疲れ様です。急に集まって頂き申し訳ない。会社にとって、非常に重要な発表があるので、集まって頂きました。」

 

「え~現時刻は16:00を少し過ぎておりますね、はい」

 

「本日、16:00 東京地裁により、我社は、破産を受理されました。」

「〇〇株式会社は、本日をもって倒産いたしました」

 

「社員の皆様には、誠に申し訳ございません、心よりお詫び申し上げます」

 

 

「え???」

「え??」

「え?~~~~~~~~」

 

「倒産?・破産?」

 

このとき、ほんとに頭の中まっしろになりました。

わけわからんすぎて(笑)

 

 

続いて弁護士バッジの方

「管財人の△△と申します、本日〇〇株式会社は、東京地裁により破産を受理されました」

 

「明日より破産手続きに入ります。」

 

「明日から、従業員の皆様は、全ての営業活動を行えません、すべての業務を止めてください、今後の給料の支払いに関しては・・・・・・」

 

途中からあまり頭に入ってきません。

給料も支払い能力がないとのこと・・・

このような場合に雇用保険から救済処置があるみたい。

初めて知ったよこれ。

 

「カンザイニン」ってなに? 「弁護士」じゃないの?って 疑問に思ったことを覚えています。

 

明日から仕事しちゃダメなんだ~~

ウッソ~~

お客様にめちゃめちゃ大迷惑をかけるよ~~

どうすんの?

 

会場内は、罵声と怒号が響いています。CEOへボロクソ言ってます。

 

放心状態の私は、あまり耳に入っていませんでした。

 

「あああ~~~~ どうなるんだろう~~~ 何がまずいんだろう~~~ *******」

放心状態の頭で、まっさきに出てきたことがあります。

 

「あ、やべ、子供の保育園 追い出されるかも?」

冷静に考えると、そんなことあるわけないのに、管財人さんへ質問してみました。 

結果としては、追い出されません。

というより、倒産の件と無関係です。

 

よくわからない安心を得ました。

 

 

その日の内に、社用ケータイとPCは没収されました。

会社の財産ですからね。

 

ケータイ没収される前に、お客様全員に電話だけしました。

あたりまえですが、大迷惑をかけています。修羅場です。でも、どうにもなりません。私一人で対処できるレベルの話じゃありません。

 

会社が倒産すると、取引先に大迷惑をかけることになる経験をしました。

二度と経験したくないものです。

 

ざっと問題無い範囲で、背景を説明します。

お客様(法人)との取引において、事件性をもった取引が行われており、これが判明し、取引停止にいたった。ということです。

 

半年後くらいには、全容を知りましたが、世界を股にかける経済小説さながらのことが、自分の会社で起きていたことにビックリです。

まさに、事実は小説より奇なり とはこのこと。

 

経営陣は、最後の最後まで、会社を守るために動いていたそうです。

そりゃそうですよね。

今やばいんだよ~、このままじゃ倒産するよ~ とか口外するわけありません。経営層の数人しか知らなかったことです。

 

だから、会社はいきなり倒産するんです。

 

仕事では、よくいいますよね。

「わからないことあったら、すぐ聞いて」

「予定日までに処理できないことありそうなら、これも早めに教えて」

「予定日になって、できてません は避けたいよね」

  

経営陣は、「予定日になって、できてません」となりました。

ギリギリまで、倒産をさけるために、活動したと思います。

 

もし、早めに「会社がやばい、倒産するかもしれない」ということが

社内にウワサでも広まれば、退職する方も出たり、組織が混乱します。

こんなこと、するはずありません。

 

だから、会社はいきなり倒産するんです。

   

どんなに、まじめに頑張っていても

いきなり倒産します。

 

 

これは、あなたの会社にも 十分に、あり得る話しです。

特に中小規模であれば、どこの会社にも、あり得る話しです。

 

大企業でも、事業譲渡・売却など、あたりまえにやる時代になっちゃいました。

 

サラリーマンは、辛いですね。

     

サラリーマン 会社やめれば ただのひと

 

 

ここまで読んで頂き、誠にありがとうございます。

最後にメッセージです。 

あなたの会社も、いつ倒産するか、絶対にわかりません。

何かしら収入の備えをすべきでしょうか?

 

もちろんすべきですが、収入を気にして副業などに時間を充てることは、絶対オススメしません。副業さけばれてる世の中ですが。

    

私の考えですが、

サラリーマンは、自分の仕事と、関連事のスキルアップに時間を充てるべきです。

なぜなら、仕事ができる人、かつ 人間関係を良好に保てる人へは信頼が生れます。周りの人は、必ずあなたの行動を見ていますあなたへの信頼は、あなた自身の助けにもなるはずです。

私は、この倒産後に、たくさんの方の協力を頂き、今も生き続けています。もちろん、周りの協力を得ることができなかった人も見てきました。

周りの方の協力を得られなかった要因は何か?
逆に言うと、私に協力頂けた要因は何か?

 

「あなたは信頼できるから」

 

ほんとに、とても感謝できる言葉を頂けたのです。 

「信頼できる人間でないと、紹介したくない」ということです。

 

副業で「収入」を得ることに時間を使うよりも、「信頼」を得ることに時間を使うほうが人生ハッピーになると思います。

 

 最後の最後にちょっとだけ

サラリーマンしながら、「信頼」を構築しながらも、別の「収入」が得られる可能性をもったコトが一つあります。

私がやっている「ドテラでお仕事」です。

家庭での日常生活にドテラ製品を取り入れるだけで、収入へとつながる可能性をもっています。このブログをいろいろ読んでみてください。

  

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

私の経験が少しでもお役に立てば幸いです。

  

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